ソリッドの諸先輩方は、面相筆や烏口で繊細なマーキングを仕上げます。
しかし未熟な私にはとても真似ができません。作品はいつも無様な仕上がりとなっていました。
そのような私にも救世主が現れました。ジャストシステムの「花子」とALPSのマイクロドライプリンターです。 写真や図面データを花子に下書きとして取り込み、レイヤー機能を使用してトレースすることにより作図しています。ドロー系ですので拡大縮小が自由です。 そうして出来た原稿をMD−5500で印刷します。 このプリンターの特徴はインクジェットではなくインクリボンを使用し、耐水性に優れ繊細な描画ができることと、 白や金、銀が印刷できることです。惜しむらくはインクジェット系に押されてか生産中止になっています。 欠点としては現在のレベルでは印刷速度が遅いこと、ランニングコストが高いこと、うるさいことでしょうか。 またプリンターの扱いや管理に繊細な注意が必要です。 その他フォトレタッチソフトも使用します。 ALPSによるアフターサービスは終了してしまいましたが、「象のロケット」という会社がメンテナンスとサプライに対応してくださっています。 象のロケット |